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40代でも結婚できる?アラフォー女性の婚活は「積極性」と「柔軟性」が鍵

40代でも結婚できる?アラフォー女性の婚活は「積極性」と「柔軟性」が鍵

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1tonariメディア編集部

このコーナーでは読者から寄せられた質問にお見合い回数100回、婚活歴3か月のアトトリ婚コーチャーの村井真子が本音で回答。婚活当事者だった経験とキャリアコンサルタントとしての知見から、恋愛・結婚・婚活にまつわるご相談に回答します。

※なお、ご相談内容はご相談の趣旨が変わらない範囲で匿名化のため抜粋・編集しております。

ご相談:40代での婚活、どうすすめたらいいですか?

私は40代前半の会社員です。これまで仕事に打ち込み、気付けば結婚を意識することなく日々を過ごしてきました。もうこのまま一人でもいいかなと思う気持ちもありましたが、あるきっかけがあって「結婚したい」という思いが強くなりました。

とはいえ、周囲からは「40代からの婚活は難しい」「もっと早く始めれば良かったのに」といった声を聞くことも多く、不安を感じています。また、自分自身でも「遅すぎるのではないか?」という気持ちが拭えず、なかなか一歩を踏み出せません。

それでも、諦めたくはないですし、今からでも結婚を視野に入れたお付き合いをしたいと思っています。40代からの婚活を成功させるために、どのように行動すればいいのでしょうか? やはり遅すぎるのでしょうか? 何かアドバイスや具体的な進め方があれば教えていただけると嬉しいです。(40代女性・ひよこさん)

専門家のアドバイス:40代婚活の秘訣は「積極性」と「柔軟性」

ひよこさん、ご相談ありがとうございます。40代での婚活に不安を感じていらっしゃるのですね。当方のところにもよく同様のご相談が寄せられますが、40代だからダメ、40代だから結婚できない、ということはありません。実際、国立社会保障・人口問題研究所の2024年のデータでは40-44歳層女性の2.46%、45-49歳層女性でも1.54%がその年代で初めて結婚しています。

しかし、データとしてこれは必ずしも安心な数値ではありません。20代・30代と同じ婚活方法ではうまくいきにくいのも事実です。40代の婚活は、「自分から積極的に動くこと」と「相手を受け入れる力」が成功の鍵になります。

1. 40代婚活の現状――20・30代と大きく異なる「結婚しやすさ」

基本的に婚活市場では若い方が有利です。ある結婚相談所の調査では、40代でマッチングアプリで活動することについて「とても厳しかった」と回答した人は15%、「厳しかった」と回答した人は50%に上ります。マッチングアプリは費用面で安価であることが多く、アプリを入れるだけでスタートできる手軽さがあることから若年層も利用しやすく、また必ずしも「結婚したい」人だけではなく「恋愛したい」というユーザーとして流入します。このような状況では、女性は年齢・容姿を基準として選択されてしまい、40代女性にとって良縁につながるハードルをあげることになります。

男性が年齢・容姿を重視するのは、子どもを希望する男性が出産の可能性を重視することが多いためです。女性は加齢とともに妊娠する力が衰え、不妊の頻度は25歳~29歳では8.9%であるのに対し、40〜44歳では28.9%まで増加します。また、見た目もマッチングアプリにおいてはきわめて重要になります。初対面において、「人を見た目で判断することがあるという人」「見た目で判断されていると感じたことがある人」はいずれも約9割存在するという調査結果がありますが、美醜の問題だけでなく「健康的かどうか」「身に着けているものはどのようなものか」といった情報が写真から読み取れてしまうためです。写真をクリックして初めてプロフィールを閲覧されることの多いマッチングアプリの場合、見た目を年齢相応には健康的に若々しく維持することが求められます。

「子どもが欲しい」と考える未婚男性にとって、40代の女性は候補になりにくいのは上記の理由からです。しかし、ライフスタイルが変化している現在、「子どもを望まない」「子どもは養子縁組で考えたい」「先妻との間に子どもがおり、一緒に育ててほしい」「二人きりで過ごしたい」など様々な考え方を持つ男性もいます。

40代で婚活を行う場合は、まずこのような現実を受け止め、そのうえで自身が「なぜ結婚したいのか」を整理し、「結婚によって自分はどんな幸せを相手に提供できるのか」を呈示していくことが重要です。

2.40代こそ「結婚する」という決意を持って婚活する必要性

40代の婚活では、何よりも必要なのは「私は結婚するんだ」という決意です。これは40代に限りませんが、「いい人がいたら結婚しよう」という考えでは結婚まで至るのは難しいのが現実です。

その覚悟を固めるためには、「なぜ自分は結婚したいのか?」という問いに正面から向き合うことが必要です。なんとなく「そろそろ結婚しなければ」「周りが結婚しているから」といった理由で動き始めると、途中で迷いや焦りが生じ、婚活が長引くことが少なくありません。前述の国立社会保障・人口問題研究所の調査では、50代女性の初婚率は1%以下に低下します。婚活をするときめたら、短期間でやりぬくことが重要なのです。

結婚は、人生において大きな決断のひとつです。誰とどんな関係を築くかによって、今後の人生の質が大きく変わります。そのため、「結婚=ゴール」ではなく、「結婚後の生活をどのようにしたいのか」を具体的に考え、自分にとって結婚がどのような意味を持つのかを明確にし、それを実現するための相手を探すという意識をもって取り組みましょう。

例えば、「人生のパートナーと支え合いたい」「将来の安心感を得たい」「子どもを持ちたい」など、結婚の目的は人それぞれです。この目的を明確にすることで、理想の相手像や譲れない価値観もクリアになり、婚活の方向性が定まります。

3.40代婚活を成功するために求められる「積極性」

婚活はいたずらに長期化させるべきではありません。パートナー選びは人生において大きな決断ではありますが、時間を掛ければよい選択ができる保証はないからです。そのため、婚活においては短期間で自身の目的を達成できる相手を見定めていく必要があります。

リクルートによる調査では、婚活サービスを用いて恋人ができた人の方が恋人ができなかった人よりも割合が高かった特徴としては、「前向きな姿勢」があることが分かっています。特に大きな差が付いた項目としては「『自分なんか…』と卑屈にならずに活動していた」(13.0ポイント差)、「大変なこともあるが、基本的に楽しく活動できた 」(12.6ポイント差)、「全般的には前向きに取り組んでいた」(12.5ポイント差)などがありました。

また、同調査では婚活サービスで恋人ができた人は、恋人ができなかった人よりも、連絡先の交換や二人きりでの食事、デートの回数などアクションの総量が多いことが分かっています。さらに、婚活サービス利用経験者の婚活サービスの併用率は約7割。併用していない人より併用している人の方が、恋人ができた割合が高いことなどからも、婚活において積極性は重要なファクターであると言えます。

「結婚する」と決めることで、婚活への本気度も変わります。受け身ではなく、自ら積極的に行動し、出会いの場を広げたり、相手と真剣に向き合うことができるようになります。そこで重要なのは、相手だけに自分の理想の実現をサポートしてしてもらうという考え方ではなく、自分も相手の理想や相手の幸せな未来に貢献していくという姿勢です。

4.40代婚活に重要な「他者受容」──自分が提供できる幸せを考える

結婚を成功させるためには、まず自分が相手にどのような幸せや安心感を提供できるのかを考え、それを具体的に伝えていくことが大切です。そのためには、まず自己理解を深め、自分の価値観や譲れないポイントを明確にする必要があります。

自己理解がしっかりしていれば、自分にとって重要な部分は守りながらも、相手の異なる価値観や考え方に柔軟に対応でき、円滑なコミュニケーションが実現します。実際、恋愛や夫婦関係においては、パートナー同士が互いに支え合い、ストレスを和らげるようなサポートのやりとりが、関係の満足度や親密性を向上させるという研究結果もあります。

政府の調査によると、40歳―69歳層が結婚したい理由の1位は男女ともに「好きな人と一緒に生活をしたいから」、2位は「精神的な安らぎが欲しいから」となっています。これは若年層の結婚したい理由と大きく異なり、結婚のベネフィットが「子どもをもつ」「家族を持つ」という意識から年齢を重ねるとともに「精神的な安らぎ」や寂しさの慰撫という方向性にシフトしていることを示します。

こうしたことを踏まえると、特に40代で婚活を行う女性にとっては、これまでの経験や成熟した価値観を活かし、「他者に受け入れられる幸せ」や「くつろげる家庭の提供」といった、結婚による具体的なベネフィットを相手に提供する意識が非常に重要です。

5. 「どうしても受け入れられない価値観」以外は間口を広げる

40代で婚活を行う際に、理想の相手を探そうとして条件面でこだわりすぎると、出会いのチャンスが狭まってしまうことがよくあります。もちろん、自分にとって譲れない部分、つまり「どうしても受け入れられない価値観」は大切にするべきですが、それ以外の部分については、できるだけ間口を広げ、柔軟に考えることが重要です。

たとえば、外見や趣味、生活スタイルといった違いは、むしろ新たな視点や学びをもたらしてくれる可能性があります。しかし、自分自身が何を本当に大切にしているのかをしっかりと理解していなければ、どこまで許容できるかの判断は難しくなります。そこで、まずは自己分析を行い、自分の中で「これだけは妥協できない」という価値観を明確にすることが、成功する婚活への第一歩と言えるでしょう。

この自己理解を深めるためにおすすめなのが、ドボン診断というツールです。ドボン診断は、自分の譲れない価値観を整理し、具体的に把握するのに非常に役立ちます。診断を通じて、自分が本当に大切にしているポイントが明確になれば、婚活の際に相手選びで迷うことが少なくなり、理想に近い相手との出会いにつながりやすくなります。

つまり、婚活では「どうしても受け入れられない価値観」以外は柔軟に受け入れることで、出会いの幅を広げることが大切です。そのためにも、まずは自分の譲れない価値観をしっかりと把握しましょう。そして、そのためにぜひドボン診断を活用してみてください。

40代婚活成功の秘訣は自己理解と他者受容から

40代でも婚活に成功する方は現実に存在しています。しかし、年齢を重ねると理想に固執しやすく、出会いの機会を逃すリスクが高まります。そこで、まずは自己理解を徹底し、自分が本当に譲れない価値観を明確にすることが大切です。それにより、相手にどんな幸せや安心を提供できるかが見えてきます。また、自己理解をもとに他者受容の姿勢を持つことで、柔軟な関係構築が可能となり、相手への支援や感謝が伝わりやすくなります。

このように、40代の婚活では自分自身の内面を深く掘り下げ、相手へのベネフィットを提供する意識が成功の鍵となるのです。

1tonariではドボン診断やアトトリ婚などのサービスを通じ、40代女性の婚活を応援します。ぜひお問い合わせください。


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「ドボン診断」とは、自分でも認知していないこともある「譲れない価値観」を見える化するツールです。家族心理学の専門家が監修し、解像度がばらつきがちな「価値観」を共通の指標で数値化します。これにより、一人一人が育ってきた環境や、そこから育まれる「譲れない価値観」を家族心理学の知見から可視化でき、人間関係の改善に繋げられます。

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